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京都の島原から金沢へと移ってきた玉割り人のゆきは、島原きっての技術を廓の女たちに教えていた。 娼妓相手の秘め事の訓練風景を廓の主人たちに公開する会で、ゆきは夕月楼の主人・清次郎と出逢った。清次郎は謡曲の神童といわれ、廓の跡継ぎだったにもかかわらず、11才で東京の家元の家に住み込み、修行した経歴の持ち主だった。それから13年の時が流れ、能楽界の麒麟児と騒がれるまでになっていた。そして、25才の時に故郷へ帰省した際、清次郎は金沢一と謳われた謡曲師と悪戯に謡曲試合を行い、その謡曲師は負けたことを苦に、一人娘・お俊を残して自殺してしまう出来事があった。それ以来、清次郎は謡を捨て、夕月楼の主人となったのだった。清次郎に一度だけ抱かれたお俊は、清次郎につきまとうようになっていた。そんな中、清次郎はゆきに惹かれ、強引にゆきをものにしようとするのだった…。
- 潤ますみ
- 坂口徹
- 中島葵
- 森崎由紀
- 長島隆一
- 成瀬正
- 原作:三木孝祐・松森正
- 監督:牧口雄二
- 脚本:田中陽造









